稚内の北門神社とは。おみくじ、ご利益、御朱印まとめ
今回は北海道・稚内にある「北門神社」を訪れましたので、おみくじや御朱印などの情報を、境内の写真と共にご紹介します。
今回はついに日本最北端の地、稚内まで行ってきました。札幌からは車で6時間。なかなか足を伸ばせない地ですので「一生引けないのでは?」と思っていた稚内・北門神社のえぞみくじ「いカニもいいみくじ」。
ついに引いてきましたので、ご紹介していきます。
駐車場の場所が完全に初見殺しですので、地図に印もつけて解説しておきました。ご参考ください。
稚内の北門神社とは
稚内の北門神社は、もともと1785年(天明5年)に「宗谷大神宮」という名称で天照大神が祀られたことが始まりと言われてます。かなり歴史のある神社ですね。
1896年(明治29年)にいまの社殿が建てられて「北門神社」になったと。
神主さんが常駐する社のなかでは日本最北端にある神社としても有名です。
北門神社へのアクセス
北門神社は、稚内駅から徒歩10分ほどの場所にあります。車でも徒歩でもアクセスしやすい立地ですね。稚内の人気観光スポット「ミシャップ岬」に行くまでの道すがらにあり、観光ルートにいれやすい立地も魅力。
なのですが、駐車場に入る道がめっちゃ分かりづらい!ここだけご注意ください。
北門神社の場所自体は、下記google mapの通りです。
最終的に境内に駐車場があることを発見したのですが、初見では駐車場に上がる道がなかなか見つけられませんでした……。駐車場への入り方は、下記をご参考ください。
「北門神社一ノ鳥居」が道にドーンと建っているので、そちらに進みたくなるものの、こっちは徒歩用。完全に初見ごろし。
もう少し走ってから左折して、突き当たりの超急こう配の坂を登れば境内&駐車場です。
社名 | 北門神社 |
住所 | 〒097-0022 北海道稚内市中央1丁目1−21 |
問い合わせ | 0162-22-2944 |
稚内・北門神社のえぞみくじは「いカニもいいみくじ」
今回引いてきた稚内・北門神社のえぞみくじは、カニがモチーフになっている「いカニもいいみくじ」。さすがは日本最北端の街。
北海道全域の神社で引ける「えぞみくじ」は、その地域の特産品や名物が張り子(モチーフ)になっていることが特徴。さらに、名前がすべてダジャレになっているというなんとも良い感じのおみくじです。
「えぞみくじ」そのものについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
おみくじを引くときは網にかかったカニから選ぶスタイル
北門神社の境内にある授与所で、上の写真のようなかたちで用意されている「いカニもいいみくじ」。
タイミングにより、ここから網ですくうスタイルだったり、普通に好きなものを手でとるスタイルだったり。
「えぞみくじ」は引き方や見た目が楽しいだけでなく、おみくじ自体が北海道弁で書かれていることも大きなポイント。
えぞみくじでは大吉率の高い僕ですが、今回は小吉。
最近筋トレをサボっていたからなのか「体重増減に注意っしょ。程よい運動心がけるべし」と言われました。気をつけます。
そんな楽しい北門神社のえぞみくじ。稚内観光の際はぜひ引いてみて下さい。
北門神社のご利益・御朱印・境内の様子
北門神社のご利益
御祭神 | 御利益 |
---|---|
天照大神 (あまてらすおおみかみ) | 太陽神/国土安泰・五穀豊穣など |
武甕槌神 (たけみかづちのかみ) | 剣神/武道守護・航海平安・安産守護・縁結びなど |
事代主神 (ことしろぬしのかみ) | 商業の神/商売繁盛・開運・厄除けなど |
北門神社は、天照大神が祀られたことから始まった神社。いまでは3柱の神様が祀られており、さまざまなご利益を頂けます。
詳しいご利益は上の表に記載しましたが、五穀豊穣・航海安全・商売繁盛・縁結び・安産祈願など、主なご利益がそろい踏み。
ちなみにタケミカヅチノカミの神使は鹿。鹿島様とも呼ばれ、武道や航海に関するイメージの強い神です。稚内は海の街でもあり「街中にもめちゃくちゃエゾシカが多い」ので、そのあたりにも関連性を感じますね。
コトシロヌシノカミは七福神の恵比寿様です。こっちのほうが馴染みが深いと思いますが、ご存じの通り「商売」について縁起の良いだけでなく「航海」のご利益もある神様。
北門神社はこんな風に、海の街である稚内と関連性が深く、かつ有名な神々の祀られている神社です。
北門神社の御朱印
北門神社の御朱印は、おみくじと同じく授与所で頂けます。「日本最北の神社」の印もあって良い感じですね。
ちなみに北門神社ではオリジナルの御朱印帳や御朱印袋も用意されています。
上記の写真の通り、御朱印帳はオリジナルデザインのものが2,000円(御朱印代こみ)。まだ御朱印帳を持ってない方は、この機会に1冊用意しておくのも良いかもしれません。
北門神社の境内の様子
北門神社には、二つの境内社もあります。赤い方は稲荷神社。白い社には名前がなく、情報不明……。わかる方がいらっしゃれば教えて下さい。
手水鉢にはビー玉が浮かんでいてオシャレな感じ。
手入れの行き届いた、綺麗な境内でした。
北門神社に関して、その他気になったことまとめ
その他、北門神社に関する情報で気になることをまとめておきました。
「御朱印の貰える日本最北端の神社」と「日本最北端の神社は違う
じつは本当に「日本最北端」にある神社は、宗谷岬にある「宗谷岬神社」です。ここには神主さんがいらっしゃらないので、御朱印やお守りなどはありません。
ってなわけで、あくまで「御朱印がもらえる日本最北端の神社」が北門神社ですね。
北門神社の近くの名店「漁師の店」はぜひ行きたい
北門神社の近くには「ミシャップ岬」があり、とても寂れた場末感のある観光スポットになっています。
が、やはり海鮮はホンモノ。今回はとても口コミも良かった「漁師の店」でいただきました。
メニューもたくさんあり、観光地なのにかなりリーズナブル。体感では札幌や小樽で食べたら2,000円~3,000円くらい取られそうなクオリティの海鮮丼をいただけました。
海鮮丼+魚介だしの味噌汁のセットで1,400円。かなり豪華です。
焼き魚定食は、目の前で焼いて食べるスタイルでした。
レトロな店内なので「観光地感」がすごくて、なんだか良い時間を過ごせます。
神社のすぐ奥の崖にはエゾシカが生息している
ちなみに神社のすぐ裏手の崖には、エゾシカが沢山生息していました。ここは「稚内公園」の敷地内のようなのですが、野生のシカと遭遇しやすいと評判の場所。
神社の境内からは、稚内公園につながる「短歌の道」にも入れます。野生のエゾシカと会いたい方はぜひ。
稚内の北門神社。観光の際にはぜひ「えぞみくじ」を引いてみては。
そんな感じで、稚内でえぞみくじが引ける「北門神社」をご紹介してきました。
稚内旅行の際はぜひ引いてみてはいかがでしょうか。
「えぞみくじ」に関する情報は、ぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。