梅光軒とは?旭川発祥の醤油ラーメンを札幌でいただく。
今回は、旭川ラーメンの「梅光軒」をご紹介します。
札幌駅直結の「エスタ」のレストラン街にある「梅光軒 札幌らーめん共和国店」で頂いてきました。
一部「まずい」とする謎の評判もありますが、そんなことは一切ありません。濃厚スープのラーメンファンが札幌や旭川に訪れたら、絶対に食べてほしい一杯です。
- 残念ながらエスタおよびらーめん共和国が閉店してしまいましたので、いま札幌で梅光軒を食べられるのは新千歳空港くらいです。これはまだエスタがあった頃のレビューです。
梅光軒(ばいこうけん)とは
梅光軒(ばいこうけん)とは、旭川ラーメンの老舗店です。1969年(昭和44年)に第一号店が誕生。本店が旭川市にあり、札幌や新千歳空港、さらには横浜や海外まで出店している一大チェーンになっています。
旭川ラーメンでは定番である「Wスープ(動物+魚介)」が採用されており、「味噌・塩・醤油」から選べる味の中では醤油ラーメンがウリで人気。
濃厚なのに、なぜかスルスルとスープまで全部飲み干してしまえる味わいが魅力のラーメン店です。
「梅光軒 札幌らーめん共和国店」で1杯食べてきた
札幌近郊で梅光軒を食べるなら「札幌らーめん共和国店」か「新さっぽろカテプリ店」あるいは「新千歳空港店」のいずれかになります。
僕はいつも「札幌らーめん共和国店」で頂いており、今回もまたお邪魔しました。駅直結、エスタのレストラン街にありますので、アクセスは抜群です。
(エスタが2023年夏に閉店してしまうのですが、梅光軒や札幌らーめん共和国がどうなるのか心配ですね……)
なお店内は昭和の雰囲気が再現されていて、ノスタルジックさも楽しめます。
梅光軒のメニューやトッピング
梅光軒の基本メニューは「醤油・味噌・塩」の3種類。
定番は醤油ですが、札幌では味噌も人気のようですし、たまに別のテーブルから「塩で」も聞こえてきます。割とバランス良く選ばれているみたい。どれにしようか迷ったら、ぜひ定番の醤油を食べてみてください。
メニューは基本のラーメンの他に、さまざまなトッピングのものが用意されています。
中でも個人的におすすめなメニューは「ダブル豚チャーシュー麺」の醤油。「炙り豚バラ」「かみこみ豚のモモ」2種類のチャーシューが2枚ずつ乗っていて、きくらげ、味玉、メンマ、ねぎと基本的なトッピングが揃っています。
なお追加トッピングとしては「味玉・バターコーン・メンマ・もやし・海苔・チャーシュー」が選べますので、お好みで追加しても良いかもしれません。
そのほかサイドメニューで餃子が2種類と、小どんぶりが2種類、ライスも選べます。
梅光軒の醤油ラーメンを実食
今回は「ダブル豚チャーシュー麺」と、サイドの「かみこみ豚のチャーシュー丼」をいただきました。
ちなみに丼は、一般的なお茶碗くらいです。さほど多くありませんが、とはいえ結構ずっしりきます。少食な方はラーメン1杯でも十分な量だと思いますので、サイドは計画的にご利用ください。
さて梅光軒の一番ウリは、やはり「Wスープ」です。いつまででも飲んでいられる、透き通ったスープ。
「トンコツ+鶏ガラ」の動物スープと「昆布+煮干し」の魚介スープがコラボしたWスープ。こってりしているはずなのに、なんとなくあっさりさも感じる。旨みが最高のスープです。
麺は、北海道ラーメンに多い中細のちぢれ麺。
スープがよく麺に絡んで、とにかくうまくてうまい。
そして!梅光軒といえば、巨大なメンマも忘れてはいけません。
メンマがまじででかい。
メンマ好きには堪らない重量感。好きな人は追加トッピングもおすすめです。
スープを飲み、麺をすする。
スープを飲み、かみこみ豚のチャーシュー丼をかきこみ、麺をすする。
スープ、麺。
スープ、麺、丼。
スープ、水。スープ、水。
いつの間にか、空っぽになります。
梅光軒、個人的には北海道のラーメンの中でトップ3に入る、推しのラーメン店です。
「梅光軒 札幌らーめん共和国店」基本情報
店舗名 | 梅光軒 札幌らーめん共和国店 |
住所 | 〒060-0005 札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ10F(GoogleMap) |
駐車場 | あり(エスタに準ずる) |
TEL | 011-213-2717 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://baikohken.com/ |
梅光軒は、札幌らーめん共和国店のなかでも人気の店舗です。
とくにこってり系ラーメンが好きな方は、梅光軒の「こてあっさりスープ」であらたな扉が開くかもしれません。
札幌や旭川にきたときは、ぜひ食べてみてくださいね。