「珈琲とサンドイッチの店 さえら」とは?人気店の味をレビュー!
今回は、サンドイッチ専門店「さえら」をご紹介します。
いつもお店の外まで列ができている人気店。
朝からオープンしているので、休日のモーニングにも仕事中のランチにもおすすめです。
「珈琲とサンドイッチの店 さえら」とは?
「さえら」は店名のとおり、珈琲とサンドイッチの専門店です。
1975年から続く老舗ですが、チェーン展開はしておらず大通駅にある1店舗のみ。
オーダーしてから作ってくれるので、出来立てほやほやの美味しいサンドイッチをいただくことができます。
さえらに行ってみた
実際にさえらのサンドイッチを頂いてきたので、その時の様子をレビューします。
お店の場所はちょっとわかりにくい
さえらは、地下鉄・大通駅の構内にあります。屋外に出ずともたどり着けるのは嬉しいポイントですね。
ですが、お店の場所が少々わかりにくいので解説しておきます。
●地下からのアクセス
19番出入口を目指します。宮越屋珈琲、遊鶴などの看板が見えてきます。
階段を上がると地上へ出てしまうので、上がらずに通路の方へ進みます。
すると黄色い看板が見えてきます。この看板のすぐ下にあるガラスの扉がさえらの入口となります。
扉を開けると左手にいきなり階段があり、そこを下ると店内となっています。
オープン前に並ぶ時はガラスの扉は閉まっているので、お客さんはその通路に並ばれていました。オープン後は階段にズラーっと列ができていました。
●地上からのアクセス
都心ビルというオフィスビルのB3Fに入っています。丸井今井の大通館と同じ区画にあるので、一条館の方ではなく大通公園側に回ると19番出入口が見えてくるはずです。階段を降りてすぐ左を向くと通路がありますので、左手にあるガラスの扉がお店の入り口です。
オープン前から並んでいた
今回は、土曜日の午前中に伺いました。
以前伺った時は、平日でも入店するまでに数十分並んだので、今回はそれを見越して早めの9:20ごろに到着。
オープン時刻は10:00ということでまだ誰も並んでおらず、さすがに早く着きすぎたかと大通駅構内のSHOPを軽く散策し、9:30ごろに再度さえらの前にいくと、なんと3組ほどの列が!
たった10分ほどで列ができていた事に驚きましたが、早く来て正解でした。
この日は冬の一大イベント・雪まつりの初日ということもあり、これから雪まつりに行くのかと思われる観光客の方の姿もありました。
結局、オープンまでに列は筆者を含めて10組以上となっていたので、訪れる際は並ぶこと覚悟で時間に余裕を持った方が良さそうです。
入店
いよいよ10:00になり入店です。
席は特に指定はされず、40席ほどの中から好きな席に座れます。
2人掛けが基本でしたが、カウンター席も4〜5席ほどありました。
オープンキッチンになっていて、大きな棚には猫の置き物やアンティークのティーカップ。
落ち着いた木目調のインテリアがレトロな雰囲気を醸し出していて、昭和の喫茶店にタイムスリップしたような気分を味わえます。
オープンから15分程で満席になっているようでした。
サンドイッチは2種類セットが基本
メニューは基本的にサンドイッチがメイン。驚くのがメニュー数の多さで、たくさんある中から2種類をチョイスします。
2切れずつ、食パン4枚分で1セットです。
どれにしようか悩んだ時は「たらばがに&フルーツ」の組み合わせがおすすめ。人気No.1、2のメニューです。
今回筆者は夫と行ったので「たらばがに&スモークサーモン」「フルーツ&えびカツ」をオーダーしました。
なお、サンドイッチを一品注文すると、一部のドリンクは半額でオーダーできます。
ドリンクはサンドイッチが出来る直前に届きました。忙しくてもちゃんとタイミングを合わせてくれる気遣いが嬉しい。
実食
入店と同時に続々とオーダーが入るので待つのは覚悟だったのですが、10分ほどで出てきました。
気になるお味は……もちろん美味しい。ちゃんと、しみじみ美味しい。
どのサンドイッチも、きちんと手がかけられていて、ベストな状態で提供されているのがわかります。
たらばがにのサンドは、キャベツとかにフレークのマヨ和えになっていて、コールスローのような優しい味わい。かにフレークの他に、脚身も入っているので贅沢な気分が味わえます。
フルーツサンドは、いちご、黄桃、キウイ、りんごが入っていました。クリームはさわやかな酸味があり、くどさがないのでフルーツの甘さを引き立てるためにバランスを考え抜かれているのが窺えました。
スモークサーモンサンドは、サーモンについた燻製の香りとトマトの酸味、レタスの歯応えが絶妙にマッチしていましたし、えびカツは揚げたてのさくさくジューシーなカツとタルタルの酸味がたまらない一品でした。
一口かじって旨味を噛み締める。あぁ、もうなくなってしまった……。そんな名残惜しい気持ちにさせてくれるちゃんと美味しいサンドイッチでした。
絶対にまた来たい。人気店になる理由がわかった気がします。
退店 ※支払い方法に注意
注意が必要なのはお会計。支払い方法は現金のみで、カードや電子マネーは使えません。入店前に現金チェックを忘れずに。
ふとお店の入り口を見ると、待っているお客さんの列が。
筆者と共にオープンから入店されたお客さんたちも、次のお客さんのことを考えて食べ終えたらさっさと退店されていました。
ゆっくりと長居するには不向きかもしれませんが、美味しいサンドイッチをわしわし噛み締めて、味わったら次のお客さんのために席を空ける。そんな気持ちのいい雰囲気が漂っていました。
テイクアウトも出来るので、お店の入り口でサンドイッチの完成を待つお客さんもちらほらいるようでした。
天気の良い日には大通公園に持って行って食べるのも気持ちよさそうですね。
さえらの基本情報
施設名 | 珈琲とサンドイッチの店 さえら |
住所 | 札幌市中央区大通西二丁目5-1 都心ビルB3F (地下鉄大通駅19番出入口直結) |
営業時間 | AM10:00〜PM6:00(PM5:00ラストオーダー) |
定休日 | 水曜日 |
公式Twitter | https://twitter.com/caetla_1975 |