【札幌】読書におすすめのカフェ7選
たまには美味しいコーヒーを飲みながら、ゆっくり本でも読みたいな。
「でも、長居したら嫌がられるかな」「読書に集中できるような雰囲気かな……」
読書が大好きな筆者は、気になるカフェを見つけるといつもこんなことが頭をよぎります。
今回は、同志の皆さんが安心して読書に集中できるカフェをご紹介したいと思います。
【札幌】読書におすすめのカフェ7選
札幌には、それはもうたくさんのカフェがあります。
今回はその中から、筆者が厳選した読書するのにぴったりなお店を7つご紹介させていただきます。
読みかけの本を持参するのはもちろんのこと、中にはお店に本が置いてあって自由に読めるところもあります。
あなた好みのお店が見つかりますように。
カルメル堂
「お一人様専用の喫茶店」——。お店の公式Instagramにはこうあります。
2人組で入店することも可能なようですが、入店時におしゃべりには向かない環境であることをスタッフさんが説明されているようでしたので、一緒に来たけれどそれぞれ過ごしましょうね。というスタンスであれば問題なさそうです。
実際に筆者が伺った時も皆さん黙々と読書をしたり、書き物やパソコンをされていて、会話をしているお客さんはゼロでした。
席配置もほとんどがカウンターや一人掛け。
照明も暗めで、各席に手元を照らせるようなデスクライトが置いてあるので、まさに読書にぴったりの環境と言えます。
長編小説やミステリー小説にも没頭できるお店です。
施設名 | カルメル堂 |
住所 | 〒060-0061 札幌市中央区南1条西6丁目20-2 KYビル 6F |
営業時間 | 火-土 12:00〜20:00 ( Lo 19:30 ) 日 12:00〜19:00 ( Lo 18:30 ) |
定休日 | 定休日 : 月曜日(祝日の場合は営業) |
公式Instagram | https://www.instagram.com/carmel_do/?hl=ja |
読書室ポワロ
こちらのお店は店名の通り、読書をするために作られた空間と言っても過言ではないでしょう。
公式Instagramに「お喋りには向かないお店です」という記載があり、店内はほとんどが一人掛け席。さらには本棚や衝立で他のお客さんと仕切られているので、人目を気にすることなく、思う存分読書に没頭することができます。
店内には、店主さんの私物である本がたくさん置かれていて、店内で自由に読むことが出来るのも嬉しいポイント。
非日常感、没入感を味わえる読書空間です。
施設名 | 読書室ポワロ |
住所 | 〒062-0934 札幌市豊平区平岸4条2丁目3−7 |
営業時間 | 火水木 10:00〜18:00 金 10:00〜23:00 (LO:45分前) |
定休日 | 定休日 月(土日祝 不定休) |
公式Instagram | https://www.instagram.com/poirot.bookcafe/ |
六花文庫
北海道を代表するお菓子メーカー・六花亭が運営する、食に関する文献を収集、展示しているスペースです。
料理にまつわる蔵書が約8,000冊置いてあり、貸し出しはしていませんが館内では自由に観覧することができます。
壁一面の大きな本棚と、ゆったり座れる一人掛け用ソファに小さなサイドテーブル。まさに読書にぴったりの空間といえます。
食事ができる設備はありませんが、コーヒーを頼むことができます。ちなみに、コーヒーを一杯頼むと六花亭のお菓子がひとつ付いてくるという嬉しいサービスも。
あえて手ぶらで伺っても大丈夫。新たな本との出会いを楽しめる場所です。
施設名 | 六花文庫 |
住所 | 〒005-0012 札幌市南区真駒内上町3丁目1−3 |
営業時間 | 金・土・日曜日 11:00〜16:00 |
定休日 | 月〜木 |
公式サイト | http://www.oda-kikin.com/index.html |
CAVE STORE
公式Instagramによると「お一人様専用『読書室』※2名様でのご利用はお断りしております。」とのこと。
他の人の話し声を気にすることなく、読書に集中できる環境と言えるでしょう。
座席も一人掛け用のカウンター席と、小学生の頃に使っていたような学習机風の席がありプライベート感があります。
食事メニューも充実しているので、ご飯を食べて読書も……なんて自宅にいるかのような過ごし方もできちゃいます。
一人の時間を思う存分味わいたい時にぴったりのお店。
施設名 | CAVE STORE |
住所 | 〒060-0807 札幌市北区北7条西7丁目 |
営業時間 | 火曜〜土曜 9:00~19:00 日曜・祝日 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜・第3火曜 定休日 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/cave__store/?hl=ja |
喫茶 つばらつばら
店名の通り、カフェというよりかは昔懐かしい純喫茶のような雰囲気のお店。
一人掛けのカウンター席がメインですが、二人以上で入店することもできます。
会話NGというルールはないので、店内は全くの静寂というわけではありません。ですが、あくまで静かに過ごしたい方向けの空間づくりをされていますので読書に集中しやすい雰囲気です。
プリンアラモードやナポリタンといったレトロなメニューが揃っていますので、お店の世界観も味わってみてください。
程よいざわめきの中でエッセイを読んだり、雰囲気に合わせて昭和文学を読み耽るなんて過ごし方も素敵ですね。
施設名 | 喫茶 つばらつばら |
住所 | 〒060-0061 札幌市中央区南1条西13丁目317ー2 三誠ビル一階 |
営業時間 | 12:00〜21:00(ラストオーダー20:30) |
定休日 | 火曜・水曜 |
公式サイト | http://tubara2.com/ |
STAR BUCKS札幌紀伊國屋書店
言わずと知れた人気店。ですが、こちらは本屋さんの2階に併設されているので他のスタバよりも一人客が多いのが特徴です。
お昼過ぎから夕方は結構混み合いますが、一人で作業に没頭している方が多い分、席さえ確保できれば読書に集中できるはず。
あえて手ぶらで行って、気になった本を購入してから入店するのもいいですね。
施設名 | STAR BUCKS札幌紀伊國屋書店 |
住所 | 〒060-0005 札幌市中央区北5条西5丁目7 sapporo55 紀伊國屋書店内2階 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://www.starbucks.co.jp/ |
MJ BOOK CAFE札幌店
こちらも本屋さんの店内という立地だけあり、静かで読書向きの環境といえるでしょう。
あまり混雑することもないので、ゆっくり過ごすことができそうです。
食事、スイーツメニューも充実しているのも嬉しいところ。
本屋さんで本を購入してから入店するのもいいですが、店内には自由に閲覧できる雑誌や画集も置いてありますので、手ぶらで行っても楽しめます。
施設名 | MJ BOOK CAFE札幌店 |
住所 | 〒060-0061 札幌市中央区南1条西1丁目 MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店内 |
営業時間 | 10:00〜21:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://ja-jp.facebook.com/mjbookcafe/ |
読書に使いやすいカフェの選び方
ここでは、これまでさまざまなカフェで読書をしてきた筆者が読書に集中できる環境とは?を、あらためて考えてみました。
お店選びに悩んだ時の参考になれば幸いです。
一人用の座席があるか
座席配置は、そのお店がどんな客層をターゲットにしているのかが表れます。
友達同士やカップルをターゲットにしたお店は二人掛けの座席を多く設けていますし、団体をターゲットにしている居酒屋さんだとお座敷や数十人で入れる個室が設けられていますよね。
ですので、一人で読書や仕事をするような「おひとりさま」をターゲットにしたお店は、当然一人用の席が多くなるわけです。
もちろん、二人掛けの座席が多いお店で読書したって何の問題もありませんが、他のお客さんはほとんどがおしゃべりをしに来ているので、人の話し声が気になるタイプであれば一人用の座席が多いお店がおすすめ。
ちなみに筆者は話し声が気になるのに加え、お客さんの回転が早いお店だと長居しにくく感じてしまうタイプです。
今回ご紹介したお店も、一人用の座席数が多く長居しやすいお店をセレクトしていますのでチェックしてみてください。
照明のトーンに落ち着きがあるか
みなさんはお家で読書をする時、部屋の明かりは付ける派でしょうか?
筆者は部屋全体の照明を落とし、スタンドライトの灯りだけにするのが好きです。部屋全体が明るい時よりも、手元だけ明るい方がなんだか集中できるんですよね。
今回ご紹介したお店の中でも「読書室」や「おひとりさま専用」を謳っているところは、照明のトーンが落ち着いているところが多いんです。
もちろん、照明が明るいお店でも読書は楽しめますが、照明が少し暗いだけで没入感が味わえるのでミステリーや長編小説を読みたい時にはおすすめです。
不思議と小説の世界にトリップしたような非日常感が味わえて、病みつきになりますよ。
BGMが邪魔にならないか
集中できる環境かどうか、BGMも重要な要素と言えるでしょう。
せっかく読書がしたくてカフェに行ったのに、BGMが気になって集中できない……なんてことになったら残念ですよね。
ですが、座席や照明と違って事前にSNSの情報からチェックするのは難しいのも事実。
見極めポイントとしては、昼はカフェ、夜はBARになるようなタイプのお店だとお昼でもアップテンポな曲が流れている場合があるのでご注意を。
それ以外では、カフェという場所は基本的にくつろぐところですから、ゆったりとした音楽が流れていることが多いのでご安心を。
ちなみに今回ご紹介したお店は、どこも「くつろぐこと」を追求してくださっているお店ばかり。
無音のところもあれば、小さめに絞った音量でジャズを流してくれているところもあります。お気に入りを見つけてみてください。
カフェで読書をするときの注意点
いよいよ心置きなく読書。といきたいところですが、ここでは、自分も含めみんなが気持ちよく過ごせるように注意すべきマナーをまとめました。
席の長時間の使用はマナーを守って
「読書室」や「おひとりさま専用」を謳っているようなお店では、時間制限を設けていないところもありますが、中には「混雑時は●時間程度のご利用でお願いします」というような貼り紙やアナウンスがある時も。
時間を忘れて読書に没頭したいのは山々ですが、他のお客さんも気持ちは一緒のはず。
マナーを守ってみんなが気持ちよく使えるように、入店した大体の時間を覚えておきましょう。
ですが、大抵の場合は1〜2時間程度ですので、それだけあれば充分ゆっくり過ごせますよね。
時間制限が気になる方は、事前にSNSなどで調べてみてください。
オーダールールは事前に確認して
カフェで過ごすのですから、読書のお供に飲み物くらいはいただきたいところですよね。
大抵は「ドリンク一杯はご注文ください」という場合がほとんどですが、フードに力を入れているようなところだと「フード一品はご注文をお願いします」というお店も。
今回ご紹介したお店はドリンク一杯でOKなところが多いですが、SNSなどの口コミで飲み物よりも食事の投稿の方が多い場合は事前にチェックしておいた方が良さそうです。
札幌で読書ができるカフェに行ってみよう
今回は、読書に集中できるカフェをご紹介しました。
気になるお店が見つかったら、読みかけの本を持って出かけてみてください。
素敵な読書タイムを。